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トライアンフとは、イギリスのメリデン・トライアンフ社が生産したオートバイのエンジン「T-120型」を基本に競走車用エンジンとしたものである。略称・愛称はトラ(「ト」にアクセントを置く)。実動期間は1950年~1993年9月30日。 == ダート時代 == 1950年、オートレースが誕生した時からトラは活躍していた。当初は様々な排気量・級別のエンジンが使用されていたが、やがて649cc〔後にボアアップが繰り返され、649ccから654ccになり、更に659ccまで排気量は上昇。最終的には663ccまで向上した〕のエンジンのみが重宝されるようになった。初めは馬力が高過ぎて乗りこなせないのではないかとまで言われたが、直線でその馬力を発揮し、大人気のエンジンとなった。 「オートの神様」と呼ばれた川口オートレース場所属の広瀬登喜夫(引退)、「ダートの鬼」と呼ばれた浜松オートレース場所属の岡部光男(引退)、そして船橋オートレース場→大井オートレース場所属のベテラン稲垣国光(引退)などがダート時代にトラ搭載の競技車で活躍した。 やがて、黎明期には30種以上使用されていたエンジンの中でもとりわけ人気の高いエンジンとなっていったのである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「トライアンフ (エンジン)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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